備中国新見庄「たたら」-「たたら」操業準備

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「たたら」操業
一昼夜の操業の前には長い準備が必要です

 毎年ほぼ同じ10月の終わりから11月の初めに操業を行っていますが、この2日間の操業の前には長い準備期間が必要です。毎年約5ヶ月の準備期間をへて操業当日を迎えます。
 当会のメンバーはもちろん一般の方も参加を頂き、仕事の終わった後夕方から作業に入ります。
 また、長い時間が必要な作業は皆さんに休日返上でお手伝い頂き準備しています。
 ご協力を頂いている皆様誠に有難う御座います。

まき割り

DSCF0477.JPGこれから長い準備が始まります
 今では雑木も貴重です。なかなか分けてくれるところがありません。
2008年は4tトラック2台分以上の雑木を搬入し、まき割りを行っています。
DSCF0478_s.JPG大量の雑木
 藤井勲副実行委員長自らチェーンソーでまきを切っています。
 大量の雑木が搬入されています。これからまき割りを行っていきます。地面からの水分の上昇をさえぎるために必要な炉床の製作にこのまきは欠かせません。

炭切

まき割りが終わると次は炉床の製作と並行しながら炭切をを行います
DSC_0008.JPG大量の炭
大量な炭が必要です。
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皆さん真っ黒になりながら作業を続けています。初めは会話も弾んで作業が行われますが最後のほうは会話もなくただ炭に向かっての孤独な作業に代わります。
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大きな炭と粉々になった炭を分けています。この粉々の炭も捨てずに使用されます。

下灰作り

これは地面からの水分が炉に上がってこないように炉の下に充分な厚みの灰の層を作ります。まきを燃やして炭にならないうちにたたき締めていきます。この作業を何度も何度も行います。
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まきを燃やします。

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しっかりとたたき締めます。

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両方から二人一組でたたいていきます、人数により片側二人ずつ四人一組で行うこともあります。

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最後は表面を平らにします。
この作業が何日も続きます。

粘土作り

粘土作りから炉の製作操業と約5ヶ月の準備期間を経て操業に至ります。
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粘土と真砂土を一定の分量で混ぜて炉の粘土を作ります。
DSC_8113.JPG鉄製の型枠を組み立てます
型枠を準備します。

DSC_8123.JPGよく練った粘土をその型枠に入れます
水の分量も間違えないようにしっかりと攪拌していきます。

DSC_8101.JPG空気を逃がすようにしっかりと踏み固めます
型枠に入れたら空気を逃がすようにしっかりと踏み固めます。

DSC_8114.JPG築炉の当日まで乾燥しないようにしっかりとビニールにて密閉しておきます
空気が充分抜けたらビニールでしっかりと密閉して築炉の日まで保管します。どうしても時間的制約があるので全てを操業前に出来ないので苦肉の策です。